四国ブロック伝達講習会が開催されました。

4月7日(日)高松市総合体育館にて、四国ブロック伝達講習会(5段セミナー内容)が開催され、四国四県と岡山県からの参加者が集まりました。

2人組で推手の四正手の攻防を使っての練習です。

「掤(ポン)」、「埒(リュー)」、「擠(ジー)」、「按(アン)」の一つ一つの『攻める』と『受ける』或いは『受けた攻撃を返す』を交互に行っていきました。

相手と離れても、相手が行った動作のエネルギーが続いている限り、受ける側が向こうへ送られます。離れているのにちゃんと相手と『繋がっている』という太極拳ならではの不思議な感覚です。

決して手の力で相手を押さず、体の中を通る勁力を働かせ、聴いていきます。
虚領頂勁・捨己従人・用意不要力・・・もっとあるかなぁ…

自分が思っているよりもずっと丁寧に「相手を聴く」ことが大切だと学びました。

みんなとても真剣で、互いに和気藹々、一生懸命学習した一日でした。
集中力も頭も感覚も総動員で、とても濃い学びでしたが、難しいけれどとても面白く、太極拳の醍醐味を感じることのできる講習会でした。

引き続きそれぞれのところでいつもの相方と研鑽を重ねていきたいと思います。